通信のモデルは時代とともに変わってきています
今や、携帯電話は当たり前で、スマートフォンにどんどん移行していっています。通信のモデルは、昔と今では全然変わってきています。今や小学生でも携帯を持っていますが、僕が最初に携帯用通信機器を持ったのは、大学生の頃でした。しかも携帯電話なんかではなく、かつてはやった「ポケットベル」でした。今のメールみたいに、文字なんて出ず、数字が出るだけのものです。主に、連絡が欲しい電話番号を相手に伝える為に利用されたものです。次第に数字の語呂合わせで、メッセージを伝えるようになったり、数字の組み合わせで、カタカナが表示されるようになったものまで発売されました。僕が最後に持っていたのは、手書きの絵が送れるというものでした。当時は画期的なものだったのです。それが、今まで個人レベルではあまり持てなかった、携帯電話、今で言うガラケーに移行していきました。そこで今ではおなじみの、Eメールが携帯電話で送れるようになったわけです。それまでは、Eメールは主にPCのみの機能でした。
最初は白黒で、着信音が単音だった携帯電話も、どんどん進化していき、今やスマートフォンになりかわっています。今まで見づらかったり、通信代がばかにならなかった、携帯でのWeb閲覧も、スマホでは当たり前のようになり、料金体系にも定額制が組み込まれていきました。メールも絵文字やデコメなど、華やかなものになり、かつて数字しか送れなかったポケベルとは、まさに雲泥の差です。このように、通信のモデルは、がらりと変化していきました。